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魚油の健康効果と製造過程で及ぼす影響について紹介


人間もペットも同じ

肉体を支配する血液

良質たん白質(魚・肉)・野菜のバランスの重要性


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【飼い主様用・わんちゃん用 近日予約開始】


魚油を与え続けたマウスによる実験研究データ(2022年~2023年5月)を、東京大学医学部大学院博士課程卒 伊藤医学博士に解説頂きました。


※脳・神経・免疫など高次生命の理解をするために、関西大学にてマウスをモデルとし実験研究を行ないました。癌、認知症、生活習慣病などの発症解明や治療法の開発にもモデル実験研究が必要であり、培養実験だけでは測定できない高血圧の治療効果なども行なえるマウス実験は明確な結果が出ます。



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あなたは普段

● 最近、肌があれやすくて困っている

● なんとなく年のせいか疲れやすい気がする

● 年とともに健康診断でコレステロールを指摘されるようになった

と感じていませんか?もしかすると「いい油」不足かもしれません。


実は、油というと抵抗を感じる方も多いのですが、油にも「飽和脂肪酸」と呼ばれる悪い油と「不飽和脂肪酸」と呼ばれる「いい油」の2種類に分かれています。


中でも、オリーブオイルやアマニ油と並び、魚油も「いい油」の代表です。魚油も「非加熱抽出」や「加熱抽出」など、様々な抽出方法があるのです。


この記事では、魚油の健康効果と抽出方法による違いの検証結果をわかりやすく説明していきます。



魚油はなぜ健康によいのか?

魚油の健康への恩恵は、その主成分であるEPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)によるものです。これらはn-3系脂肪酸、またはオメガ3脂肪酸とも呼ばれ、人間の体内ではほとんど生成されないため、食事から摂取する必要があります。


EPAとDHAは、心血管系の健康を維持するために非常に有効です。血液をサラサラにしたり、血栓の予防や血流を改善したりすることで、心筋梗塞や脳卒中のリスクを抑えることができます。


また、EPAとDHAは悪玉コレステロールと中性脂肪を低下させ、善玉コレステロールを上昇させることで、動脈硬化を予防します。なので、健康診断でコレステロールを指摘されていたら、むしろ「いい油」を積極的に取るべきなんですね。


さらに、EPAとDHAには抗炎症作用があり、体内の炎症反応を抑制します。これは、アレルギーや自己免疫疾患の予防に役立つと考えられています。また、認知症の予防や、視力の維持にも役立つとされています。


さらに、EPAとDHAはがん予防の効果も示唆されています。これらの脂肪酸は、がん細胞の増殖を抑制し、正常な細胞の機能を保つことが研究で示されています。


こうしたことから、適量を摂取すれば魚油は非常に多くの健康効果があるといえます。


しかし、魚油の「製造過程」や「調理方法」に気を配る必要があります。


加熱や調理で魚油の効果が半減することも



実は、魚油の主成分であるDHAとEPAは非常にデリケートな成分。調理方法によって大きく異なります。特に加熱することで「健康パワー」が失われてしまうのです。


例えば、ある研究結果では「グリル焼き」や「フライパン焼き」の場合、中心部温度が75℃まで加熱した際のEPAとDHAの残存率は、それぞれ約92%、87%(グリル焼き)と80%、85%(フライパン焼き)となっています。これは、加熱した調理方法により、魚肉から溶け出した脂肪が抜け落ちてしまうからですね。


さらに、「揚げ料理」の場合、EPAとDHAの残存率は中心部温度が75℃まで加熱した際にはそれぞれ51%、58%まで下がります。揚げ調理では、揚げ油への物理的な移行による損失が大きいとされていますね。


魚油を取るにはなるべく「加熱しない方法」で調理されたものの方が望ましいことがわかります。





「非加熱抽出法」による魚油による健康パワーを紹介



では、非加熱抽出法による魚油は本当に健康によいのでしょうか?

結論からいうと、非加熱抽出法による魚油は今回の動物実験から、その健康効果が検証されています。


いくつか例をあげて説明しましょう。


① 「非加熱抽出法」による魚油は免疫力アップにつながる可能性がある


例えば、非加熱抽出法で抽出された「魚油」が体の免疫系、つまり病気から体を守る力にどのような影響を与えるかを調べた実験。


この実験では、マウスに特定の薬を使って、体の免疫力をわざと下げてみました。その後、そのマウスにまぐろの目の周りの油を食べさせて、体の免疫力がどれくらい回復するかを見ました。


結果、非加熱魚油を食べたマウスは、免疫力が早く回復することがわかりました。特に2.0%食べたマウスは、免疫力が2倍早く回復したのです。


この実験から、まぐろの目の周りの油が体の免疫力アップにつながる可能性があります。


さらに効果を実証するために、ヒトへの研究が期待されますね。


(協力:関西大学「免疫増強作用確認実験」)



② 「非加熱抽出法」による魚油はアレルギーにもいい

また別の実験では非加熱魚油がアレルギーにどんな影響をするかを調べるために、マウスを使って実験を行いました。


まず、マウスに非加熱魚油を食べさせ、その後、アレルギーを起こす可能性があるタンパク質をマウスに与えました。


すると、非加熱魚油を食べたマウスの血液中の抗体(アレルギー反応を見るための指標)の量が、食べさせなかったマウスよりも少なかったのです。


以上から、魚油といえばダイエットやコレステロールを下げることばかり目がいきがちですが、非加熱魚油を食べることで、アレルギー反応を抑える可能性がありますね。


こちらも、効果を実証するために、ヒトへの研究が期待されるところです。


(協力:関西大学「離乳直後マウスアレルギー」)


② 「非加熱抽出法」による魚油はもちろん栄養豊富


上記の試験で使われた「非加熱魚油」は栄養面でも優れています。

有効成分として、


● EPA: 6.56g/100g以上

● DHA: 25.0g/100g以上

● DPA: 1.71g/100g以上

● 総コエンザイムQ10: 135μg/100g以上

● ビタミンD: 43.1μg/100g以上

● ビタミンE(α-トコフェロール): 32.2mg/100g以上


など、他の食材では得るのが難しい栄養成分を手軽に補給できます。いくら野菜や果物を健康にいいからと一生懸命食べても、こうした「脂溶性ビタミン」や「不飽和脂肪酸」を中心とした健康成分は手に入れることができません。



非加熱抽出法による魚油は安全性は?



しかし、気になるのは「安全性」ですよね。実際、加熱しないでも魚油の安全性は確認されているのでしょうか。


実は、こちらも実験から確認されています。


動物実験では、ラットを用いた安全性を確認する試験では、今回の魚油が体にどのような影響を与えるかを調べるために、ラット(ネズミの一種)を使った実験を行いました。そしてこの魚油を食べさせたラットと、食べさせていないラットの2つのグループを比較しました。


結果、この魚油を食べたラットの体の各部位(肝臓、腎臓、心臓など)の大きさや重さ、血液中のさまざまな成分(たんぱく質、脂肪、コレステロールなど)の量は、食べていないラットとほとんど変わらなかったのです。


ここから、この魚油がラットの体に悪影響を与えていないことがわかります。


また、この魚油を食べたラットの体重も、食べていないラットと比べて特に変わらなかったことから、この魚油が体重に悪影響を与えることもないことがわかりました。


この研究結果から、魚油は体に悪影響を与えることなく、安全に摂取できる可能性が高いといえるでしょう。


もちろん、成分上でも「安全」であることはチェックされています。

● トランス脂肪酸: 0

● 重金属(Pbとして): 検出せず

● 総水銀: 検出せず

● ヒ素: 2.0ppm以下

● PCBs: 0.001pm以下

など有害成分も検出されていませんし、「大腸菌」「黄色ブドウ球菌」「サルモネラ」「腸炎ビブリオ」「カビ」などは全て検出されていません。


また非加熱の魚油は原料として人間用・動物用の両方製造をされており、製造工場も認可を取り安全性が確認されています。


ただし、「どうしても加熱しないと心配」という方はある程度栄養分は損なわれるものの、加熱していてもある程度の効果は期待できますので、製造方法をどちらにするか含めてよく判断して決めていただくとよいでしょう


(協力:関西大学「非加熱規格書」) (協力:関西大学「急性毒性」)



まとめ ~魚油の健康効果と加工方法について~



魚油の魅力、わかっていただけましたか?まとめると次のようになります。


魚油は、魚の栄養素をそのまま保つ: 魚油は不飽和脂肪酸や脂溶性ビタミンが豊富であるため、さまざまな健康効果が期待できます。非加熱抽出法では、魚油を抽出する際に高温にならないため、魚油に含まれる重要な栄養素(EPAやDHAなど)が壊れることがないとされています。

非加熱抽出法の魚油で検証されている健康効果: 非加熱抽出法で抽出された魚油は、血液をサラサラにする効果や、心臓病の予防、アレルギー反応の抑制、免疫力の向上など、さまざまな健康効果が動物実験により検証されています。

非加熱抽出法の魚油は、安全性もある程度確認されている: 非加熱抽出法で抽出された魚油は、動物実験はじめ安全性は確認されており、人や動物向けにも製造されており、現時点で有害事象は確認されていません。



血液をサラサラにし、心臓病を予防し、さらにはアレルギー反応まで抑制する力を持つこの魚油は、非常に素晴らしい健康効果を持っていると言えますね。


天然魚油は、人間にとっても、ペット(犬)にとっても、健康への働きを助けてくれる可能性があります。



伊藤大介 医学博士

東京大学医学部 医学科 卒業、東京大学大学院 博士課程 卒業。

現在、診療の他、エビデンスに基づく医療情報を発信。 内科疾患、生活習慣病(高血圧、糖尿病、高脂血症)、アレルギー疾患に加えアトピー含む皮膚トラブル全般。



※ 私は医療プロバイダーとして、魚油に関する情報を提供します。しかし、これらの情報は一般的な情報であり、特定の個々の健康状態に対して直接的な助言を意味するものではありません。あくまで参考の一部としてこれらの情報を活用してください。


※ 魚油サプリメントの使用は、個々の健康状態、年齢、性別、遺伝的な傾向、同時に服用する他の薬物などによって、その影響と効果が大きく変わる可能性があります。


したがって、私が提供する情報に基づいてサプリメントを購入または使用することについての責任は、全て利用者自身にあります。特定のサプリメントの使用を検討している場合は、必ず医療専門家に相談し、その指導にしたがってください。


※ 私は、この情報によって発生したいかなる健康問題やその他の問題についても責任を負いかねます。あくまで自身の健康に対する決定は、適切な医療専門家との相談の上で行っていただきますようお願いいたします。


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